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地震予測の権威 村井俊治さん NTTdocomoと新しい取り組みへ!|Mr.サンデー
2017/04/09
※2017年4月9日に再登場で新たな予測発表。
3月6日に放送された「Mr.サンデー」は、東日本大震災から5年。地震予測で権威ある村井俊治(76)東京大学名誉教授の挑戦。
3月6日夜の9時から始まるフジテレビ系Mr.サンデースペシャルにJESEAの地震予測の取組みが放映される予定です。何回か取材に応じました。NTTドコモの取組みも紹介されるでしょう。常に新しい試みと研究を心掛けております。興味のある方は是非ご覧ください。良い番組を期待しています。
— 村井俊治 (@sh1939murai) 2016年3月3日
電撃発表
NTTdocomo大松執行役員は、LTEネットワークを活用して、地震予測と津波監視に貢献する新しい取り組みを、東大村井名誉教授と地震予測の新プロジェクトを始動させることを発表。
前回の放送で的中
昨年9月6日の放送では、9月10月ぐらいまで【警戒】としたところ、9月12日に東京湾地震 最大深度5弱が発生。
テレビでいうことはかなり勇気がいたが、科学的に異常があったら地震がくるということをいう勇気をもって対処すると語った。
村井教授の地震予測とは?!
地震学者ではない。測量工学の世界的権威。
GPS衛星と、電子基準点を用いて地震を予測。地面は通常1週間で1~2cm上下動しているが、地震発生前に4cm以上異常な動きを見せる。その上下動が現れる場所や頻度から地域を特定している。
資材をなげうって、地震予測のメルマガを発行したのはおよそ3年前。地震科学探査機構(JESEA)毎週水曜メルマガを配信となり、月額216円で会員制。
以降、震度5以上の地震について予測をだせなかったのは、30回中たった4回という精度。外れた4回も警戒としていたが、警戒を解除した。
詳細な電子基準点のデータがあればと悔やんだ。
なぜdocomoが後押し?
全国に約13万局を持つNTTdocomo。地震予測専用の電子基準点を全国に建設する計画だという。
国土地理院のデータは1日の平均データ。オリジナルのデータだと一瞬の変化をとらえることができる。
専門家や、学会では厳しい声が多いが、なぜNTTdocomoは後押ししたのか。それは、村井教授のテレビで「東大の名誉教授ですから、大きな地震がくるといってこなかったらどうするの?地震予測は苦しい。苦しい所から逃げない。」と発言。
そんな状況にNTTdocomo山崎さんが心を打たれたという。来年3月までに電子基準点を14基立てることになった。
次の地震はどこ?
震度5以上の発生する可能性が高い地域は、以下となっている。
・東北、関東の太平洋岸および奥羽山脈周辺
・南関東地方
・南海、東南海地方
さらにきわめて可能性が高いというのが、
・北信越地方、岐阜県
※2017年4月9日に放送
現在の危険予測地域は以下の通り。
レベル5:震度5弱以上の地震が起きる可能性が極めて高く緊急性がある。
予測値:南関東(東京、埼玉、神奈川、千葉を中心とした地域)
理由:小田原での観測にデータ異常が発生。
あくまでも予測なので、備えあれば患いなしだ。今後はdocomoとの共同研究が進むことを強く願いたい。